菊乃香酒造株式会社



"心を込めた銘酒を造るために、
時代を超えて情熱を注ぐ "

これが、菊乃香酒造が100年以上信じ続けてきた価値です。

明治時代

  • 1882年 – 明治15年
    創業

    創業1882年10月、本家10代目の樫村貞之介の2代目子孫である樫村菊太郎が、友部村田宿で人気の酒造「菊乃香酒造」を創業しました。

    1882年10月、菊太郎は友部村田宿に「菊乃香酒造」を創業し、世界中の多くの人々に愛される酒蔵となりました。
    酒蔵は多賀阿武隈山系の麓にあり、この地から湧き出る水は石尊山谷頭沢の渓谷を形成し、古成層の岩層を流れ落ちる水勢は大小の滝を走らせ、花崗岩から湧き出る岩清水を利用した酒造りには定評があり、1世紀半近くも歴史があります。

  • 1883年 – 明治16年
    常陸菊が誕生

    創業者の樫村菊太郎は創業当時、友部村が古くは「常陸の国友部村」といわれたことから「常陸」と菊太郎の頭文字を踏襲し、「常陸菊」というブランドを創立しました。
    香り高くまろやかな味わいで賞賛されました。

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  • 1896年 – 明治29年
    酒造業界の発展に寄与

    菊乃香酒造は、創業以来、社会への貢献と酒造業界の発展に寄与することを使命としてきました。
    創業者で地元の名士であった菊太郎は、温厚で堅実な人柄で地域の人々に愛され、地域や人々の福祉のために努力を惜しみませんでした。また、地域社会や人々のために多くの善行を行い、高い評価を得ました。

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    明治29年 常磐線開通時

  • 1897年 – 明治30年
    中国の皇族に好まれる

    1897年、菊乃香の酒は海を渡って中国に渡り、清の皇族に紹介されました。清の皇族に好まれてよく知られるようになり、その後長い間楽しまれていました。

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大正時代

  • 1915年 – 大正4年
    皇室の献上酒

    1915年、御大礼式典が開かれ、菊乃香の酒は皇室御用達の酒として高い賞賛を受けました。
    この栄誉を称え、皇室の象徴である菊を踏襲して「菊乃香」と名付けました。

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  • 1920年 – 大正9年
    再び日本の皇室に献上

    1920年、「菊乃香」はその気品ある酒の品質から、再び皇室御用達の「銘酒」に選ばれました。
    醸造後、この画期的な酵母を「菊乃香1号酵母」と命名しました。

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昭和時代

  • 1932年 – 昭和7年
    愛新覚羅溥傑が訪れる

    1932年2月、清朝最後の皇帝溥儀の弟、愛新覚羅溥傑が清朝皇室に親しまれてきた味の真意を探るために蔵を訪れ、菊乃香の酒は豊かで何とも言えない清らかさがあると絶賛したといわれます。




  • 1973年 – 昭和48年
    「菊乃香米紅酒酵母1号」が誕生

    1973年、酒造りの専門家である樫村修平は、赤ワイン酵母と清酒発酵菌を融合させて独自の「菊乃香米紅酒酵母1号」を誕生させ、「ライスワイン」として日本酒の新時代を切り開きました。

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  • 1987年 – 昭和62年
    菊乃香の銘柄を世界中に

    1987年から2006年まで、樫村修平は菊乃香酒造の社長に就任。醸造の才能と創意工夫、継続的な研究の職人精神は、世界中の愛酒家に菊乃香の銘柄を届け続けました。

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平成時代

  • 2006年 – 平成18年
    専用酵母「菊乃香65号酵母」「菊乃香米紅酒酵母7号」を培養

    菊乃香酒造の現社長・杜氏の長岡慎治は酒造りへの情熱とこだわりをもって、独自の酵母を磨き続け、「菊乃香65号酵母」「菊乃香米紅酒酵母7号」を育んできました。

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令和現在

東京の商業の中心地である銀座に、菊乃香酒造は自社ビル「菊乃香銀座ビル」を構えています。 菊乃香は自社ビル「菊乃香銀座ビル」の2階に「菊乃香テイスティングセンター」を開設しています。
ここでは、何百年も続く菊乃香の醸造工程を知ることができるだけでなく、菊乃香の全製品を試飲し、菊乃香の歴史を学ぶことができます。菊乃香の全製品を体験していただき、菊乃香の歴史を知っていただくことで、私たちの真摯な姿勢をより深く感じていただけると思います。
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販売店舗Shop

菊乃香の銘酒は東京都銀座の「菊乃香銀座ビル」にて、
それぞれ販売、試飲を行っております。

直営店