職人の創意工夫の代表:菊乃香65号酵母

 

日本の国酒である日本酒には、深い文化的背景と、厳格な分類があります。純米大吟醸の原材料は水と米だけですが、その味わいは大きく変わります。その秘密は酵母の違いにあります。
酵母は日本酒の品質と味の決め手であり、菊乃香酒造は「時間を超えた情熱で、精神的に満たされるお酒を醸造する」ことを常に理念としています。醸造された酒は、大正4年(1915年)と大正9年(1920年)の2回、日本の皇室への献上酒して選ばれ、高く評価されました。菊乃香酒造はこの画期的な酵母を「菊乃香1号酵母」と命名しました。

 

 

 

酒蔵の蔵人たちは、この輝かしい発酵の世界に人生を捧げ、絶え間なく実験し、革新し、完成を繰り返し、菊乃香酵母は、何世紀にもわたって受け継がれるように何十回もの変遷を経てきました。五代目社長・杜氏の長岡慎治氏の指揮のもと、ついに質的な進化を遂げ、完璧な「菊乃香65号酵母」が完成に至りました。
この酵母が生み出す酒は最高の完成度で、透明感のある米の香りが強く残り、大変豊かです。口当たりは、真珠のような丸みがあり、純粋で滑らか、そしてコクがあります。例えるなら鞘に収まった名刀のように鮮明な仕上がりです。どのように飲んでいただいても、滝のように流れ落ちる花の繊細な味わいを体験できます。
菊乃香 純米大吟醸は、感謝と畏敬の念に値する家宝として、各界の日本酒愛好家の期待と想像力を膨らませております。

 

 

kikunoka_6_21_35

菊乃香をもっと見る